ここでは,弁護士から内容証明郵便等を受領した方のために,今後の準備や手続の流れ等についてご説明いたします。
内容証明郵便に記載されているのは先方の要望であって、すぐにその通り決まるというものでもありません。
まずは、先方が何を求めているのかを正確に把握しましょう。
その下に,その要望の根拠となる事実関係や法的根拠が記載されていると思います。
その記載を見て、あなたの言い分を整理したり、提出を求めたい資料等を整理してください。
書面には、支払の期限や回答の期限が設けられていることが多いと思います。
これは先方としてこの期限までに求めるという要望にすぎませんので、落ち着いてこちらの対応を検討しましょう。
弁護士に相談したり、検討のために更に時間が必要な場合には、その弁護士に連絡してその旨伝えましょう。
いったん決まったことについては、合意(契約)が成立し、その後,覆せなくなる可能性があります。また、対応しなければいけないことを放置していると、法的措置がとられる可能性があります。
不測の事態を避け、あなたにとって納得感のある解決を図るためにも、専門家である弁護士への相談を検討しましょう。